前田紀貞建築塾 第9期ブログ

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第六回エスキス!!

こんにちは

6月も終盤に差し掛かり、梅雨明けが待ち遠しいですね

それでは、建築塾第六回目エスキスの様子を報告致します
R0012746.jpg





クロ案(石ちゃんより改名)
将棋のある対局における「駒の軌跡」を建築に落とし込むという案で進めており、
今回は、1/30のスケールのスタディ模型を作って来ました
R0012769.jpg



このスケールになると、素材の質やレベル差、内外の関係がよりリアルになり空間の質がはっきりと
表れる様になります

1/100や1/50のスケールで、ある程度スタディを進めて行き、最終的には1/30のスタディで
空間・素材を隅々まで検証してゆくことが大切です

何故なら建築は、「空間」を創造することが大前提にあるのですから


クロは、将棋の駒が碁盤でせめぎ合う様に、内外の関係もせめぎ合う事を頭にいれながらスタディを進めて
きました。あまり見たことない形で、なんだか不思議ですね
R0012770.jpg


ここまで、進んでくるとルールで出来上がった空間に「住宅としての機能」を入れる作業が加わります。
いわゆる、建築という制度に落としこむ作業です


クロも一応は考えて来たのですが、プレゼンを聞くと各機能に対し、多少の無理がありました


ここで大切なのは各機能を落としこむ際に、自分の親や兄弟など家族へ向けて設計するということを
徹底的に思い込んで部屋割りを決めることです。

決して他人ごとで機能を決めることではなく、親身になって考えることで
住宅としてのリアリティーが増してゆくのです


さらに、出来上がった模型の中に入り込み、そこで起こりえる現象や生活の様子をイメージしながら
機能を決めてゆく事も大切です。


前田塾長の模型の見かたを御覧ください
R0012378.jpg

この様に模型を覗き込む様にして見ることで、空間に入り込む事が出来、
機能を決める際にそこでの生活をイメージしやすくなります。


クロのこれからの作業は、写真にある斜めの床の部分を、建築という制度にどう落とし込んでゆくか、
透過率の検討、レベル差の検討などやることが沢山あります。

デザインメソッド⑥の「パターンを尽くせ」の通り可能な限りの検討をして、
住宅としてのリアリティーを突き詰めていって欲しいと思います


サトコ案
鬼ごっこの鬼と逃げ役を、一枚の布でシュミレーションして、鬼にタッチされた場所で
布をおり曲げていく操作を繰り返し、結果、現れた形を建築化していくそうです
R0012760.jpg
この写真は、今回持ち込んだ模型です。

これが、以前の写真になります。
R0012762.jpg


こちらの方が建築として圧倒的に面白いのにも関わらず、何故アールの部分を減らし、層も
減らしたのかと尋ねると、「機能を落とし込めない部分が沢山出てきた為」と
返答していました。

あるルールによって、出来あがったモデルには「厄介な場所」と呼ばれる空間が出てくる場合が
あります。クロ案で言う、斜めの床の部分です。
しかし、この厄介な部分から逃げずに建築という制度に落とし込むこむ事で、より豊かな空間や、
新しい建築を提案することが出来るのです

ですから、サトコには出来上がったモデルと真剣に向き合い、決して他の誰にも真似する事ができない
自分だけのオリジナリティー溢れた作品を作っていって欲しいと思います



マリリン案
マンハッタンの地図を基にルールに進めているようです
⑥



課題の敷地に、マンハッタンの地図をはめ込み、グッリトごとにボリュームを立ちあげて来ました。
R0012748.jpg

マンハッタングリットの中に様々な人種・文化が入り乱れていることに着目し、
各ボリュームに機能を入れてゆくそうです。
名称未設定 1

しかし、マリリンの作業として機能を決めてゆくよりも先に、空間をきちんと作って行かなければなりません。
敷地に、単純なボリュームを立ち上げただけのルールでも、透過率やレベル差など建築塾秘伝の
デザインメソッドのパターンを尽くしてゆけば、必ずや豊かな空間になるはずです


また、敷地に対し各ボリュームが大きすぎる気がします
そんな時は、デザインメソッド③の「大きいものを1つより小さいものを多く」を参照に、
各ボリュームの大きさや数の検討をする必要もあります




今回の講義では、皆ルールによって出来上がったモデルを、建築という制度に落としこむ作業に
苦労している様に見えました。しかし、それこそが建築の面白さでもあるのです!
とにかく、プレゼンまで時間がありません
塾生は、食事会の最中でも常に空間をイメージすることと、手を動かすことを忘れずに
ドシドシ進めていて行かなければなりません



また、今回の講義で塾生の顔が変わってきたように見えました!プレゼンまで時間が無いことからくる焦りと
お互いに負けたくないという気持ちからだと思います

第一課題の最優秀賞は、例外を除いて一人にしか与えられません。

このたった一つの勲章を手に入れるために、自分自身と仲間に負けないように
日々精進していって欲しいと思います




前田アトリエ
安齋寿雄


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