前田紀貞建築塾 第9期ブログ

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第四回エスキス

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こんにちは
6/8、第四エスキスの模様をお送り致します

今回は当日、TAの安斎寿雄が不在だったため、第7期のTAを担当しておりました、松下健太がピンチヒッターとして
ブログを書かせて頂きます


サトコ案
②

①

「鬼ごっこ」のルールで進めているようです◎
「鬼ごっこ」で走り回っている人の軌跡が平面に落とし込まれています

⑦

前回のラフ模型を建築化してくるように塾長から指示があったようですが、その回答として上の写真のような屋根をかけていました

これは、下の「鬼ごっこ」による壁構成を全く無視したモノとなってしまっています

建築化するというのは決して、単に屋根をかけて空間をつくるという作業ではありません

この案の場合は、3層重なっている帯にそれぞれ床を設定しなければならないのです
それも単に一面にベタっと床を設定してしまうのではなく、床を設定する部分・床を設定せず吹き抜けにする部分を考えることで風景が出来上がり、建築化されていきます

また、5/25分の講義ブログに記載のデザインメソッド①
「透過率の検討」
は壁だけでなく床にも当てはまる内容です
床を設定するにしても、素材を不透明なコンクリート等を想定するのと、グレーチングやガラスを想定するのでは全く空間の質は変化します

まずは以上の点に留意して上下の関係性をつくりだし、建築化を進めて行く必要がありそうです


そして前田塾長から、実際に「鬼ごっこ」をしている様子を撮影し、そこから軌跡をプロットしてはどうか?
というアドバイスがありました

この案に限らず「実験する」ということはプレゼンテーションの際、ストーリーを説得力をもって語ることができます
これは必ず大きな武器となるでしょう


石ちゃん案

将棋のある対局における「駒の軌跡」を建築に落とし込むという案で進めているようです
「駒の軌跡」を断面形状に落とし込んだ案
⑨

④

「駒の軌跡」を平面形状に、断面形状にそれぞれ落とし込んだものを組み合わせた案
⑧

この案も建築化をどんどん進めて行かなければなりません
前述のデザインメソッド①
「透過率の検討」
この案の場合は壁に適用することになるでしょう
今の状態では、壁が全く設定されていないので、全てが屋外に見えてしまいます

建築は床・壁・屋根によって囲い、内部空間をつくる行為と言えます
すなわち壁を設定していない=建築をしていない
と言っても過言ではないのです。。。

⑤

上の写真の前田塾長のように模型の中のに入り込むような視点で、見えてくる風景のチェックを
行います

その上で風景を豊かにするため、内部空間を囲いとる壁の透過率を操作します!!
内外の境目が曖昧な状態になり、内部に外部的な要素が引き込まれたり、それとは反対に外部に内部的な要素が押し出されたりするのです


バンビ案
③

茨城県民の歌の楽譜をルールの題材としています

左の模型は音の高さによって屋根が波打っています
右の模型はあまり楽譜のルールは反映されていないようですが、造形のイメージとして螺旋状のものを考えているようです

ルールばかりにとらわれて、なかなか作業が進行しない場合は一度、ルールから離れてみるのも一つの手段だといえます

塾生たちがこの課題で目指すべきことは、「新しいルール」の発見ではありません
ルールはあくまで「新しい建築」を生み出す為の「手段」であり、この課題の目的は「新しい建築」を生み出すことなのであります

この案の現状では上の写真の左の模型よりも、右の模型の方が魅力的なものに化ける可能性を秘めているように思えます

一度、ルールから離れた作業を進め、その成果物を本来のルールにすりあわせて行くことで、また新たな発見があるかもしれません

また、ルールは必ずしも最初から最後まで100%順守されることが正しいとは限りません
100のうち20程違反した方が良い場合もあります
それが30であるか50であるか、もしくは厳密に順守した方が良いのかはそれぞれの案によって異なります

ルールを離れてみることはそのことに気がつく手段にもなり得ます

そして、右の模型には5/25分の講義ブログに記載のデザインメソッド②
「ズラす」
を適用することが必要だと思われます

今の状態では単に螺旋を描きながら床スラブが上昇しているだけですが、床スラブが部分的に重なり合いながら、螺旋状に上昇していくと、床スラブ重なりによって内外を定義することができます

つまり、デザインメソッド①
「透過率の検討」によってどのように壁を設定するかにもよりますが、
基本的には、上下の床スラブが互いに重なり合っている部分は内、どちらかが欠けていれば外もしくは半屋外となり得ます

デザインメソッド①と②の合わせ技によって、より複雑な風景を構成することが可能となるのです


マリリン案
⑥
マンハッタンの地図をルールに進めているようです

⑩のコピー
碁盤目状の整然とした区画の中に突如として、セントラルパークやハーレム川が碁盤目を崩すように現れることやこの整然とした区画の中に様々な人種・文化が入り乱れていることに着目しています


⑪
前田塾長から、ブロードウェイも碁盤目を無視しているという指摘がありました
ブロードウェイには、マンハッタンが現在のように碁盤目状となる前の構造が残っているため、私たちはいびつさを感じるのです

まだ具体的な空間のイメージが示されてはいませんでしたが、この案は既存のルール(碁盤目状の都市構造)に違反すること(セントラルパーク・ハーレム川・ブロードウェイ)に魅力を見いだそうとしていることと読み替えらます

本人に自覚があるのかは分かりませんが、この案はルールを用いた建築のおもしろさをそのまま体現しようとしているとも捉えられるのです


塾生ごとに進み具合に差ができ始めてきました
しかし、一見順調そうに見える塾生もまだコンセプト模型の域を脱しておらず、建築化はまだまだ不十分です

第1課題がスタートして約1ヶ月が経過し、日程的にはプレゼンテーション日までの折り返し地点に差しかかっています
しかし、課題の進捗状況は半分まで達しているとは言い難いのです

どんどん追い込みをかけて進めて行ってほしいと思います



前田紀貞アトリエ 松下健太

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